詰め物が取れちゃった!

こんにちは。しおや歯科医院 院長の塩谷です。今回は詰め物が取れた時の原因や治療方法に関してお話しします

モノが取れたまま放置するのは1番危険です!!すぐにかかりつけの歯科医院へ連絡してください

取れた時の注意事項

注意事項①取れたものは捨てないで必ずお持ちください!

詰め物や被せ物が外れて取れてしまった時は、その歯を捨てずにとっておいて下さい!状態によって、そのまま元の場所に接着するだけで治せる場合がございます。

もし捨ててしまったら、また作り直さなくてはいけません。

取れた歯は歯科医院に行くまでの間、小さな袋やタッパー等の容器に入れて保管してください。ティッシュで包むと間違って捨ててしまう可能性があります。

注意事項②ご自身でくっつけないでください!

取れたものをアロンアルファ等の接着剤でくっつけると、上手く治せなくなる場合がございます。また再度取れて、誤飲したり隙間から虫歯になったりと悪い事ばかりです。取れたらすぐに歯科医院に連絡を入れてください。

原因と治療方法について

取れた原因によって治療方法が異なります。しおや歯科医院では患者様の状況を見てから、最善の治療方針を提案致します。丁寧に納得のいく説明を心がけております

原因①接着剤の劣化

詰め物を歯に接着する時に使うセメントが、治療後何年もたって劣化したために外れる場合があります。セメントが劣化して溶けていき、詰め物が外れるまでにはかなりの年数がかかりますが、セメントには寿命があります。人工物である以上、永遠に使えるわけではございません。

この場合の治療方法は、歯や詰め物が破損しているなどの問題がなければ歯のクリーニングをしてから外れた詰め物を歯に接着します。通院回数は1~2回が目安です。

原因②歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしりや食いしばりの癖があることで、いろいろな方向からの歯に強い力がかかって外れる場合があります。普段から食いしばりのご自覚がある方は特に注意です

詰め物・被せ物が外れてしまったときは、早めに歯科医院に連絡してからお越しください。しおや歯科医院では即日対応いたします。症状がなく、特に問題なく食事ができるからといってそのまま放置すると他の歯まで取れたり、ダメージを受ける可能性があります

詰め物を調節するだけで対応できる場合もありますが、詰め物や歯が破損している場合は一から作成しなければいけないことも少なくありません。

原因③虫歯

詰め物と歯の間の隙間から虫歯になってしまうことで、接着部分の歯が溶かされて詰め物が合わなくなって外れる場合があります。虫歯が原因であることは結構多いです。

虫歯を削って、詰め物を作り直します。およそ通院回数は2~3回です。虫歯の種類やサイズによって治療方法が大きく異なります。

一度詰めた詰め物の周囲がむし歯になってしまうのは、詰め物と歯の隙間が原因の1つです。隙間ができる原因は、歯型が精密に取れていないことが考えられます。しおや歯科医院では出来る限り変形のないように最大限配慮して型取りを行っています。

今回も最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!

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